Windows XP ブルースクリーン C0000218 Unknown Hard Error*

ソフトをアンインストールして、再起動すると以下のメッセージが出て、Windowsが起動不能になった。セーフモードも起動しなかった。

STOP: c0000218 Unknown Hard Error
Hard Unknown Error
Beginning dump of physical memory.
Physical memory dump complete. Contact your system administrator or technical support group for further assistance.

まぁ、ハードがいきなり壊れたとも思えず、レジストリが怪しいかなーと以下の記事を見ながらも思ってた。

このエラー症状はWindows2000/XPにおいて、レジストリ部分のファイルの破損によってOSが立ち上がらなくなるものです。OSロゴが現れた後のブルーバック画面にエラーメッセージが白文字で表示され、以後リブートを繰り返します。

http://park12.wakwak.com/~iktryc/diary/2004/c0000218.html:titile

結果レジストリを戻すことで起動することが可能になった。
PGPで暗号化されていたが、他のPGPがインストールされているパソコンからパスワードを入力しアクセスできるようにして、レジストリを戻すと起動した。

他の人にやってもらったので詳細が正しいかどうかわからないが、以下の調べた手順を覚書しておく。

PCがもう一台必要です。別のPCにハードディスクをつないで、C:\System Volume Informationからレジストリファイルを復旧します。「復元コンソール」なんて使わなくて済むので簡単です。ただし、PCの自作やメンテナンスに慣れている人じゃないと悩むでしょう。

壊れたPCからハードディスクを取り外す。
取り外したハードディスクを、壊れていないPCに取り付ける。もちろん、2台目以降のドライブとして。
壊れていないPCを起動する。管理者権限のあるユーザでログオンする。
壊れたPCのハードディスクを探して開く。
[ツール]→[オプション]、表示された「フォルダオプション」ウィンドウの「表示」タブ。
「全てのファイルとフォルダを表示する」を選択。
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックをはずす。
「System Volume Information」フォルダが表示される。
このフォルダのプロパティを表示して、セキュリティタブを開き、今ログオンしているユーザがアクセスできるようにする。
このフォルダを開く。
「_restore{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-…}」フォルダを開く。XXX…は英数字。
「RPXXX」フォルダのうち、一番新しい物を開く。XXXの部分は数字。どれが一番新しいかは、更新日時を表示して比べる。
「snapshot」フォルダを開く。
以下の5個のファイルをデスクトップなど適当な場所にコピーする。
_REGISTRY_MACHINE_SAM
_REGISTRY_MACHINE_SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM
_REGISTRY_USER_.DEFAULT
「System Volume Information」以下のフォルダは閉じていい。
先ほどコピーした5個のファイルの名前を、それぞれ以下のように変更する。
_REGISTRY_MACHINE_SAM → SAM
_REGISTRY_MACHINE_SECURITY → SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE → SOFTWARE
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM → SYSTEM
_REGISTRY_USER_.DEFAULT → DEFAULT
壊れたPCのハードディスクの、「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG」フォルダを開く。
既存のレジストリファイル(5個)を、名前を変更するなどして保存しておく。
先ほど名前を変更した5個のファイルを、このフォルダに移動する。
あとはウィンドウズをシャットダウンし、ハードディスクを元通りにすれば終わり。

レジストリ修復 – アクセンスのおまけ

あと、この辺も重要。

修理作業の目的は、バックアップから、レジストリのデータベースファイルを復旧することです。レジストリのデータベースファイルとは、以下の5個です。

C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SOFTWARE
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SAM
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SECURITY
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\DEFAULT

注意すべきなのは、これら5個で一組なので、一部分だけ復旧するとおかしくなるということです。